[画像] 阿蘇山噴火ライブカメラ映像より [噴火]
京都大学大学院理学研究科付属地球熱学研究施設、火山研究センターが提供している阿蘇山の本堂付近の観測所に設置されたライブカメラからの画像です。9/14の10:30頃の画像ですが、煙が白色に変わってきている様子が伺えます。
今回の噴火における煙の影響で、熊本空港事務所は便の着陸地の変更を行っている模様です。
阿蘇山は大分昔の時代になりますが30万年前から9万年前にかけ、これまで4回の噴火(巨大カルデラ)があったようで、それにより形成されたのが、阿蘇カルデラです。
この大きさは日本で2位の大きさ、トップは北海道の屈斜路カルデラですが、それに続く形で第2位、次に鹿児島の姶良カルデラ(桜島の北に位置)となっており、九州は火山が多い地域ですので、日頃から警戒注意し、予防策が必要なエリアだと思われます。
映画「日本沈没」に阿蘇山噴火のシーンが出てきますが、9万年前の噴火は実際それ以上の規模の噴火だったようで、火砕流は山口県にまで、降灰は北海道まで至ったとの話もあります。
今回は現在の様子からすると、規模はそこまでではないように見えますが、いずれにせよ、今後の活動状況に目を配り、九州以外の方も注意を払っていきたいところです。
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2015-09-14 11:28
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