頭部移植手術？中国イタリア医師が計画中

Photo by http://technews.tw/2015/04/16/head-anastomosis-venture/

漫画の神様と言われる手塚治虫先生の名作、「ブラックジャック」の世界のようなニュースが入りました。

頭部移植手術、中国人とイタリア人の医師チームが世界初の試みで計画していることが１１日発表されました。漫画の中では聞いたことのあるSFっぽい話ですが、、これって医療倫理的にはどうなんでしょうね？
各方面からこの計画に対し懸念の意見も出ているようです。

ただアメリカでは8歳児へ両手の移植手術に成功したとのケースも有り、夢物語でも無いようです。

今すぐに行うわけでは無いようで、任小平（中国人医師）の話では上手く進められればここ２年以内に予定しているそうで、セルジオ・カナベーロ（イタリア人医師）氏と執刀を行う計画です。

カナベーロ氏の方は、以前は彼の見解からすると来年までにはこの頭部移植手術が可能になるとの見方を打ち出していましたが、　様々な諸問題が多いようで、実際のところそのペースでの実現はかなり厳しいとのことで、まだ詳細日程は明らかにされていません。

誰がそのドナーになるの？と気になるところですが、こちらはウェルドニッヒ・ホフマン病を抱える30代ロシア人男性が希望しています。
ウェルドニッヒ・ホフマン病とは、筋肉を動かす神経に障害が出る難病で、呼吸不全などを伴う病気。
今回の移植手術が上手く行けば、今後の新たな難病の打開策として機能するかもしれません。
進展に期待します。

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